08.01.07
新年あけましておめでとうございます。こちらの「瞳に四角い鰯雲」も4年目を迎えます。今年もぼちぼちやってゆきますので、おつきあいの程、よろしくお願いします。
まずは今年の予定と抱負です。
●人形制作について
mayaの新しいレジンキャストヘッドは右のとおり完成しました。本当は新年らしい新しい壁紙に登場させる予定でしたが、すでにタイミングを外してしまっているような気がするので、また別な機会に登場させることにします。
新しい球体関節人形の制作は予定通り進行中です。肘は二重関節に、膝には横回転をおさえる改良を加える計画です。完成は2月後半かな?
その後はボディペイントしたの人形をつくりたいなと考えています。
●作品発表について
近日中に Ha-Yarn の画像を追加します。その後の作品は思いつきと、いい風景が撮影できるかどうかの運次第です。
それから自作品以外にも、SDやユノア2nd、momokoなど、いくつかの人形を持っているので、イメージが出来上がったら、自作品と区別することなく、HP上で発表しようと思ってます。
doll photo story の構想は2つほどありますが、手間がかかることもあって、いつ取りかかるのか、予定はたっていません。
●今年の活動
まずはこのHPを一層充実させてゆきたいと考えています。
あらたに挑戦したいのは、機会があればですが創作人形系のコンテスト出品。それから時間があれば衣装づくり、できれば生地の染色から。
基本的に私はdoll&figureを個人的に楽しんでいるのであって、「瞳に四角い鰯雲」も、ひたすら個人的な興味・関心に基づく自己満足の世界であるわけです。
ただこのHPを立ち上げてからは、ちょっとだけ意識が変化してきました。やっぱり「人に見られている」あるいは「期待されている」という緊張感が、もっと「良いもの」をつくらなくてはという、良い意識づけに作用しているように思います。
おかげでここのところいろいろ勉強させていただいてます。
ただここにきて「良いもの」って何か考えてしまうわけです。特に人形の世界は美的な感覚や価値観のようなものが、個人によってかなり異なっています。絶対的なものがなければ、一般に高い評価を得ているものが「良いもの」と言えるのでしょうか。
ここ数年で様々な資料、材料が整ったこともあり、多少の技術と知識があれば、たとえば市販のSDはもとより、恋月姫さんの作品であっても、ほぼ同じものをつくることができるでしょう。それぞれ一般に高い評価を受けているし、実際にそれらに似た人形は多く見かけます。そういったものを造り続ければ、それが「良いもの」として評価されるのでしょうか。
商売だったら、それはそれで売れるのかもしれませんが、実際にはただのまがいものでしかありません。大切なのは、まずは自分自身が納得できるかどうかということだと思います。
数多い人形とフィギュアのサイトのなかで、「瞳に四角い鰯雲」に似たサイトはあまり見あたりません。ちょっとだけ人形に関する世界観のようなものが違うのかもしれません。
ある方が「不思議な感覚を持つ異次元の世界」と評して下さいました。とても喜ばしい評価です。ただ一方、そんななかで自分自身は普遍的なものも目指そうと思います。これからは独自の世界を持つ普遍的なもの、あるいは他から共感される自分自身の世界を展開してゆきたいと思います。
今回の更新は文字ばかりでごめんなさいね。
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