2019



秋の黒羽
「那須ブックセンターを応援する仲間たちの会」




2019.09.20 FRI 天気:晴れ
8:45
 栃木県北部では、東北に向かう道というと今は国道4号線がメインだけど、その昔は奥州街道が今の国道294号線あたりを通っていました。
だから沿線では宿場町とかお城とか、その他もろもろの遺跡があって楽しいです。何回通っても飽きない。

 

 こちらは益子の亀岡八幡宮です。源義家が奥州征伐に際して戦勝を祈願して、1192年に神殿を造営したのがその始まりとされています。
名前の通り、ものすごくたくさんの亀が奉納されている。



 境内にある縁結びの木です。サルスベリにヤマザクラが寄生している。春になると赤と淡いピンクの花が同時に咲くんだそうです。樹齢は200年に
満たないようですが、これも立派な御神木。ちなみにこういった「ましこ世間遺産」は全部で45あるそうです。




 一帯は古墳が多くみられるところ、この神社のそばにその古墳群があるようなので行ってみることにします。



 こちらが県指定文化財の小宅古墳群、円墳と前方後円墳の2種類があり全部で18基。ここから見た秋の田んぼの風景がまたきれい。



 古墳のまわりに植えられた十月桜が花を咲かせはじめていました。この桜は春と秋の2回咲くという、ちょっと珍しい種類です。
 あとここには菜の花と彼岸花が植えられていて、タイミングが良ければ春はピンクと黄色、秋はピンクと赤が同時に楽しめるそうです。



 田んぼが奇麗だったので下りてきました。



 傍らには、お約束のコスモスです。



13:30
 茂木で遊んだ後は国道294号線を北上します。このあたりは山のすそ野こ田畑のひろがる美しいところ。



 いいね、いちめんの蕎麦畑。もうちょっとで新蕎麦のシーズンです。



 この蕎麦畑に囲まれるようにあるのが旧黒羽町立須賀川小学校、1955年に建てられた木造二階建ての 立派な校舎です。
 すごく立派な校舎ってことは、以前はここにたくさんのこども達がいたって ことですよね・・・。昔は林業も盛んで、もう少し地域の賑わいもあった
ということを地元の人に聞いたことがあります。
 廃校になった当初はイベントや映画などのロケなどで使われていたということですが、今はこんな感じ。これからどうなっちゃうのかな?





16:30
 那須の家に到着してさっそく小一時間ほど草刈です。夏のピークを過ぎているので、一ヶ月庭を放置していた割には作業も大変じゃない。

 

 よっく見ると小さな花が咲いていたり、一枝だけが紅葉していたりで、ここでもちょっとだけ季節の変化を感じます。



18:00
 夕食はいつものバー「殻々工房」へ、遅刻することなく開店時間の2分前に到着です。週末は訪れる人が多いので、早めの時間帯に到着するか、
ちゃんと予約することをおすすめします。



 「ミントありません」の表示が黒板にあって、もう今年はモヒートやミントジュレップが飲めないみたいです・・・。まあ、これも秋だね。
 食べ物は最近はまっている「冷やしたまコン(200円)」とか「鶏の炭火焼き(450円)」などをオーダー。 こちらはギャラリー&バーなんだけど、
ホントにお料理がおいしい。(しかもリーズナブル)



 が、もちろんお酒もすごいよ。自分が知っているのは全体の1割ぐらいしかないかも。





 今日は早めに帰ってラグビー観ます。(勝ったのはよいけれど、ちょっと飲みすぎた)





9.21 SAT 天気:くもり
9:00
 あんまり今日は天気も良くないみたいですが、まただらだらと黒羽あたりをお散歩します。昨日の続きです。



 国道294号線に並行して流れる那珂川です。なかなかの清流でアユ釣りの名所として知られるところ。今だと子持アユがおいしいです。
 で、写真の中央奥に見える川に突き出した岩が気になったので行ってみました。



 ここは高岩と呼ばれる場所で那珂川で帆かけ船や筏で舟運が行われていた時代に、船頭が無事息災を祈願した場所だそうです。



 その高さ10m以上あって、登ってみるとけっこう怖い。



 高岩にたどり着く手前にある高岩神社です。浸食され、今にも崩れそうな岩の上にあります。
 あとさらにその手前には波切不動尊があります。こちらは那須与一公が屋島の合戦で扇の的を射ようとした時、波切不動に祈ったところ、
波がおさまって的を射たという言い伝えのあるところです。
 ここはガイドマップに出ているような場所ではないけれど、紅葉の風景はもっと良さそうな感じです。ただ池のある庭園が少し荒れている
のが惜しいかな・・・。



 黒羽はもともと奥州街道の宿場町でお城もありました。けっして賑わっているということでもないですが、今でもしっとりとした
昔の街並みを見ることができます。
 那珂川をはさんで東側はお城と武家屋敷、西側は町人の町といった感じです。
 この二つの街並みを結ぶのがこの那珂橋。昭和8年(1933)につくられた下路式4連トラスの橋だそうですが、何か良い感じです。




 ここが黒羽のの中心街、もともとの町人の町の方にあります。
 画像左のお店は酒屋さんで、このあたりの地酒はほとんど揃います。ちなみにこの日は旭興(渡邊酒造)の無濾過純米生原酒が
入荷していたのでさっそく購入。




 その向こうにあるのは黒羽藍染屋、創業200年以上の老舗です。黒羽の工芸品と言ったらやっぱりここだろうな。




 こちらは蔵造りの銀行です。もちろんちゃんと普通に営業しています。




 通りには焼きアユを売るお店もあります。今晩は子持アユを肴に、さっき買った旭興で一杯ですね。


 

 ほかにも旅籠の佇まいを残す民家、老舗の蕎麦屋さん・・・。別に何がすごいって感じでもないのですが、想像力を働かせるとすぐに
1時間ぐらい経ってしまいます。 




 国道294号線の沿線て日本の歴史や原風景といったものが色濃く残っているところで大好きです。
 でも現実には人がどんどん減っちゃっていることは事実なわけで、いつまでこの風景が見られるのか、ちょっと不安な気持ちで
撮今回も影していました。



2019.09
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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