2016





名水

2016.01.09 SAT 天気:晴れ
7:00
 いつもと違って首都高速から常磐道に抜けてゆきます。
今日はお醤油で有名な野田を経由する予定だからです。

 野田には8:30ぐらいに着いたのですが、それからほぼ
まる一日散策し、たくさん撮影もしたので、こちらの方は
は後日「旅の記録・野田編」として別にUPしようかと思っ
ています。
       
   



 野田からは常磐道と国道293を乗り継いで那須に向かい
ます。
 右は常陸大宮を走行中に通りかかった江畔寺、すごく立
派なお寺でした。






16:30
 茨城県から栃木県に抜ける頃にはもう夕暮れ、那珂川の
向こうに沈む夕日がとても印象的でした。




nano (オリジナルヘッド+オビツボディ 27cm 2014



18:30
 夕方5:00をまわって那須に着いても、冬場は美術館も博
物館もいろんなお店も、もうみんなしっかり閉じてしまって
いてやることなくなっちゃいます。
 やることがなければ食べて飲んで寝る!
 ということで今日も早々に殻々工房へ。
       
 本日メインでオーダーしたのは子羊のシチュー。
 肉そのものもに加えて、添えられている野菜がとっても美
味しいです。
 地物の野菜なのですが、冬になって更に甘みが増した感
じがします。もしかしたら本当の野菜の旬は冬なんじゃない
かと思うぐらいです。
   



 家に帰ってきて読書・・・。
 サライを読んでいたら、「今年飲むべき日本酒30本」とい
う特集で大田原(那須町のとなり)の「大那 特別純米無濾
過生?造り」と「旭興 たまか 生?純米吟醸」の2本が紹
介されていました。
 これはすごいことかも。
 どちらも限定品なので、明日買いにゆかなくっちゃいけな
いね!



 早く寝ると早く起きる。
 早く起きると早くお腹が空く。
 ということで翌朝は6時過ぎに朝食。メニューはキムチ
風味の鍋焼きうどんです。
 暖まります。レンズも曇ります。
   

7:00
 朝食を終えるころになってようやく夜明け。
 外に出てみたら、木々の先端だけがオレンジ色に染まって
いました。
 そしてそのオレンジ色の陽光が、包み込むようにゆっくりと
下りてきました。
   











 お酒買いにゆくにしても、まだどこも開いていないので、
とりあえず途中になっていた壁のペンキ塗りを始めます。
 どうしても色が合わないので、いっそのこと模様にでも
してしまおうか・・・。
       
     



 9:00になるのを待って酒蔵を訪ねました。
 旭興さんは山間に、大那さんは田んぼのまんなかにあ
りました。
 でもどちらも小さな蔵で製品の直売コーナーはないみた
い。事務所に人影もないし・・・。作業中の蔵に入ってゆく
のもちょっと気が引ける。
     
       
     
       
 というわけで近所の酒屋さんへ。
 結論から言うと、ふだんはどちらの銘柄も近所のスー
パーなどで売っている銘柄なのですが、今回の製品に
限っては入手できませんでした。
 雑誌に紹介されてしまったし、限定品だし、入手はち
ょっと難しいのかもしれません。
     



 大田原にある道の駅「那須与一の里」です。
 こちらで骨董品・雑貨市をやっていました。
 小さな古布のお人形買いました。またお友達が増えまし
た。
     
       
   



 この道の駅の裏手に那須神社があります。
 こちらの神社の創建は12世紀ごろ、那須与一が屋島の
戦いで扇の的を射落としたことに感謝して、「弘綱」という
銘の太刀を奉納し、今日に伝来しているということです。
       
 本殿と楼門は国の重要文化財に指定されています。
 太刀を見ることはできませんが、楼門の天上絵は一見の
価値があります。
   





 たまたま通りかかった大田原の親園という地区です。
 茅葺き屋根の大きな家が目にとまったので、散策して
みることにしました。
   
       
   



 このあたりは旧陸羽街道の間宿(正式な宿場と宿場の
中間にある小規模な宿場)だったところです。
 ものすごく立派な門を持つ旧家が残っていたり、延々と
塀が連なっていたりで、繁栄の面影がいたるところに残っ
ています。
 ものすごいお金持ちが集まっていたんだろうなあ。




 町の外れに小川がありました。のぞいてみたらものすごく
水がきれい。
 近くにイトヨの生息地があるというので行ってみることにし
ました。
(イトヨ=清流に住む魚、別名トゲウオ、トンネル状の巣を
つくるので有名。天然記念物)


 田んぼのなかをしばらくすすむと加茂神社がありました。
イトヨの生息地はさらにその先。
 その神社周辺にはいくつかの湧き水があって、先ほど川
(田谷川)の源流になっているようです。
 その水をいただきましたが、とても冷たくておいしいです。
調べてみたら、この辺一帯は那須連山を頂点とする扇状
地の扇端にあたり、豊富な伏流水が湧出する地域だとい
うことです。





 ここが天然記念物イトヨの生息地です。
 考えてみたら源流を見たのって久しぶりです。
   





 そうか、あたり前のことだけど酒造りに一番大切なのは水。
那須に降った雨は地中で濾過されてこの地に沸き出す。そ
の水を使って昔からこの地で稲作が行われ、酒が造られて
いたんだね。











雪景色

2016.02.06 SAT 天気:くもりのち晴れ
9:00
 今日は足を延ばして、茅葺き屋根の続く大内の宿まで
行ってみようと思います。
 白河ICで東北道を下ります。
 いちめんの雪景色です。
 でも天気があんまり良くないなー。
       
9:25
 途中、雪割橋に立ち寄りました。
 今日は一日くもりの予報だったけど、急になぜか天気
が良くなってきました。
 紅葉の時期も良かったけど、雪の積もる絶景もなかな
かです。
   







9:40
 続いては甲子高原からの眺望。






*) 人形はオビツボディにオリジナルヘッドを組み合わせた nano です。



10:40
 湯野上温泉に到着です。
 このあと大内の宿に向かいました。
 きれいな風景をたくさん撮影したのですが、今回はその
一部をご紹介します。
 こちらは後日、「旅の記録・大内の宿編」として整理する
予定ですので、今しばらくお待ち下さい。
       
      
     
   



15:40
 那須に戻ってきました。
 CAFE SHOZO でコーヒーとクッキーを買いました。
       

 最近よく行くフィンランドの森。
 こちらでパンとチーズとソーセージを買いました。
 明日のおいしい朝食がもう準備できちゃいました。
 
     



 こちらが我家の玄関の様子。
 那須の積雪は10cmぐらいなのですが、家の玄関は吹きだ
まりになっていて30cm以上になっていました。
 思わぬ雪かき作業で汗をかきます。
   
       
19::00
 こちらが本日の夕食。贅沢にも那須黒毛和牛の牛鍋が
メインです。
 今となっては大那の特別純米生?と旭興のたまか生?
純米がスーパーにおいてあるはずもなく (実はまだ探し
ている)、お酒は福島の大七の生?純米です。
 ところがこの大七のぬる燗がとてもおいしい!
 栃木から福島にかけて、生?のお酒づくりがものすごく
進化し始めているのではないかと思う次第です。
   



8:00
 翌朝、おいしい朝食をいただいたあと、家のまわりをぐる
りと回ります。
 踏みあと一つなくって清々しいです。





 ついでにちょっと足を延ばします。
     





 今日はこのあと大田原に向かいます。
 まずは白鳥の飛来する場所へ・・・。
     
       
9:40
 こちらは目的地、大田原の羽田沼。
 でも白鳥はいません。
 先日の鏡石もそうだったのですが、今年はこの周辺に
白鳥は飛来していないのかな。



 ちなみにこの沼は全国で数カ所しか残っていない天然
記念物「ミヤコタナゴ」の生息地でもあるそうです。
 昔はどこにでもいたタナゴだったようですが、バスの放流
や水質の悪化で絶滅に瀕しているそうです。
 ちなみに人が来ると、カモさんが「ご飯ちょうだい」と近寄
ってくるのですが、鳥類へのエサのやりすぎも水質悪化の
原因の一つらしいです。
 そういうこともあって、ここでは鳥類へのエサやりを制限し
ているということです。

 なるほど、以前ほど農薬が使われなくなった場所では、
エサとなる小魚や昆虫が戻ってきているという話はよく聞
きます。
 確かにそうなったらエサやりは不要ですね。やっぱり自
然に戻すのがいちばんということかな。いろいろ難しいね。
 

 



10:20
 先日、旧陸羽街道の親園という地区におじゃましたので、
今日はその先(東京寄り)の佐久山地区に行ってみること
にしました。
 ここ佐久山は旧陸羽街道の小さな宿場町で、旗本福原
氏の陣屋町(小規模な城下町)だったところでもありました。
 古い町並みが数百mほど続いています。



 







 こちらは佐久山大日堂。
 裏手のケヤキがものすごく立派。推定樹齢800年だそう
です。










   
     
   



 ここも別に観光地ということでも何でもなく、旧陸羽街道
宿場町であったことも、コミュニティー消防センター脇の
小さな碑に記されているだけです。
 ただところどころに旧家は残っており、以前の面影をうか
がい知ることはできます。
 きっと国道4号線がここからずっと西の方にできたことも
あって、町としては衰退していったんだろうなあ。








 ちなみに著名な書道家「豊道春海」、フランス学の創始者
「村上英俊」の出身地であったそうで、その碑文が街道沿い
に建てられています。






 あとは気になるお店をいくつか。

 水の良いところなんだから、こちらのとうふやさんも間違い
なくおいしいに違いない! と思ったのですが、残念ながら
本日は定休日。


 安政2年創業(1855年)の和菓子屋、小島屋さんです。
こちらの看板商品、勘兵衛饅頭と最中を買いました。おい
しくいただきました。
 いろいろ大変なご苦労もあるようですが、まだまだがん
ばって欲しいという周りからの声もあって、続けておられる
んだそうです。
 また来ます。



 いろんな車がひっきりなしに入ってくるお店がありました。
 こちら和気精肉店さんです。
 気になって入ってみると、皆さんメンチカツやコロッケを
たくさん買っています。
 しっかりと味付けがしてあって、そのまま食べてもおいし
いです。なんでもコロッケだけで一日1000個も売れている
んだそうです。
 佐久山でいちばんの名物かもしれません。






 県道48号線から52号線が分岐するところが町並みの西
の外れになります。
 このあたりも宿場町だったことをうかがわせる建物が続き
ます。
 

 

 県道48号線から52号線に分岐したすぐその先に、大きな
建物がありました。
 そのつくりから、ここが酒造会社であったことを推測させて
くれます。ただ今は使用されている様子はありません。
 通りに面して100m、奥に向かってそれ以上の敷地ですか
ら、酒蔵としてはそうとう大きな規模です。
   





 あとて調べてみたら、やはりここは酒蔵でした。
 島崎酒造といって、10年ほど前に廃業してしまったんだ
そうです。
 銘柄は友白髪、「ともに白髪が生えるまで」という意味で、
お祝い事などでよく飲まれるお酒だったようです。
 昔であれば、冬の今頃は何十人もの蔵人が忙しく働いて
いたに違いありません。けれど今は朽ちてゆく建物が残る
のみ、少し寂しい感じがします。













キノコ鍋

2016.03.12 SAT 天気:くもり、たまに晴れ一時雪

8:00
 今日は足利フラワーパークを経由して那須に向かおうと思
っています。
 開園時間にあわせて出発したら、すでに道が混んでいて
途中で高速を降りることになってしまいました。やっぱり7時
前には都内を抜けないとだめだね。
 でも埼玉県内、荒川の河原では菜の花が今まさに満開。
少しだけ嬉しい気分になりました。







9:00
 時間的なロスはあったものの、開園時間ちょうどにあしかが
フラワーパークに到着。
 でも駐車場に車がぜんぜんない・・・。
 雨も降っているし、みんな来ないのかも。
 それでもなぜ自分たちがやってきたのかというと、今日は春
のシーズンを前に無料開放の日だからです。
       
 あしかがフラワーパークとは、その名のとおり、お花を中心
にしたテーマパークで年間の入場者数は100万人以上とか。
 特に有名な大藤が咲く頃には延々と入場を待つ人の列が
できるほどです。
(以前、この列の長さにめげて、入場をあきらめた)
   

 こちらがその藤、1000m~2 もあるそうです。
 今はまだ枝ばかりですが、そのシーズンになれば全国か
ら人が集まるのも納得の大きさです。
 そして今見頃なのはチューリップとスイセンといったところ
です。
       
   

 シーズン前なので、これから花壇の整備をすすめるよう
ですね。あちこちに花の苗がありました。

   
   
     
   

 人が少ないことを幸いに園内でばしばし撮影ができます。
でも陽ざしがないので花の色が冴えません。それにときどき
雨もぱらぱらつきます。


*) 人形はオビツボディにオリジナルヘッドを組み合わせた nano です。OFはヤフオクで
  いつもお世話になっている amitari40 様の作品です。

 そしてついに雪が降ってきました。
 これでは撮影はちょっと厳しい、冷たいよ〜。





15:40
 今日は無料公開日ということで、地元JAを中心としてイベ
ントが企画されていました。
 新鮮な農産物や地域の名産品が、とてもお安く販売されて
いました。
  屋根あるところで、花の苗やお土産品などを物色していた
ら、急に晴れてきました。

 さっきと景色が全然違う・・・。
 貴重な晴れ間に撮影を再開。
     



 梅の花が満開。





 こちらは白藤のアーチだそうです。







 朝は無人だった駐車場もお昼が近づく頃には満車状態。
 やっぱり早めに行動するってことには意味あるね。
   



12:00
 右は足利から那須に向かう途中で目に留まったお店です。
 こちら大田原のさいとう酒店には地元の酒蔵の限定品や
全国の優れた地酒が数多くおいてありました。
 探していた「大那」も「たまか」も様々な種類がそろっていま
した。自分のお気に入りに登録です。



12:40
 今日はこのあと芦野に向かいます。
 こちらは途中で休憩した道の駅「伊王野」、また野菜をたく
さん買いました。
     



13:00
 石の美術館「ストーンプラザ」です。
 石でつくられた様々な美術品を展示、今回は加えて版画
の企画展も行われていました。
 この建物自体も地元芦野の石を使ってつくられており、世
界石建築大賞を受賞しているそうです。
(設計は隈研吾氏)
  




  

 で、今日やってきた理由は・・・、入館無料、しかもミニコン
サートまで開かれるからんです。
 地元のアーティストの演奏で1時間、全15曲楽しませてい
ただきました。

 ただ・・・。寒かった。
 石って比熱が小さいから、地面の冷気が建物全体に伝わ
っている感じ。



 もうすぐ暗くなるのでお買い物。
 まずはSHOZOでコーヒーを買います。
 
 そしてまたちらちらと雪。
 那須はまだまだ冬です。
 考えた末、今日は殻々工房に行くのはやめて、家で鍋する
ことにしました。身体が暖かいものを欲しています。
     





17:30
 近所のスーパーでお買い物しました。
 鰹の鮮度が良さそうだったので、まずはこいつでお酒をい
ただきます。

 先ほどのさとう酒店でお譲りいただいたのは、旭興と天鷹
の原酒。こういった限定品は一期一会なので、選択に迷い
はありませんでした。
 2本同時に開けてしまうのも、風味が落ちてしまってもった
いないので、この日は旭興をいただきました。
「うーん、すごい!」
 すごく切れ味がよく、背筋の通った主張のあるお酒です。
新酒の酸味がまたフレッシュ。










 鍋はこれでもかというほど、たくさんの鳥団子を入れて出汁
をとり、そこにたっぷりのキノコを加えます。
 これでまずいわけがありません。
 暖まります、求めていたのはこれだって感じです。





3:00
 翌朝・・・。
 もう昨夜は8時前に寝てしまったようで、おかげで3時前に
は目が覚めてしまいました。
 起きてしまったので人形作りします。今つくっている人形
は塗装に一工夫、ひたすら丁寧にこつこつとつくってます。
完成までにあと3週間ぐらいかな・・・。


6:00
 明け方になって冷え込んできました。
 お腹が空いたので、朝食は昨日の鍋の残りにうどん入
れていただきました。

 明るくなって外に出てみたら、雪が少し積もっていました。
どうりで寒いはずだ。



 どんぐりたくさん落ちてます。



 まだまだ寒いとはいえ、もう3月もなかばなので、ちょっと
だけ庭に種を蒔いてみました。
 フラワーパークで買った苗も植えたのですが、こちらは
ちゃんと育ってくれるか不安です。
 
 



 今日は烏山方面に出かけてみようと思います。
 古い町並みの残るところですが、今回は周辺の名所巡りを
する予定です。

9:10
 こちらは803年建立の太平寺。
 本堂や仁王門は江戸時代中期、安置されている仏様は
古いものでは鎌倉時代のものもあるとか。
 日本の木造建築って、やっぱりすごいよね。
   
       
   

 
       
 ちなみにこちらでは、川口松太郎の小説「蛇姫様」のモデ
ルとなった墓烏山城主大久保忠胤の四女・お志賀の墓が
あります。
 彼女が悪い家老に暗殺されそうになったとき、いつも黒い
ヘビが現れて助けてくれたという言い伝えがあり、以降彼女
は「蛇姫様」と呼ばれるようになったということです。
 戦後間もない頃に映画化されたこともあったということです
が、さすがに古すぎて自分には分からないです。
   





 こちらは太平寺のすぐそばにある竜門の滝。
 高さ20m、幅65mもあって、左が男釜、右の細いのが女釜
と呼ぶそうです。
 ちなみに名前の由来は男釜に巨大な大蛇が住んでいた
という伝説からだそうです。

   









10:10
 烏山線沿線に大金駅の近くに吊り橋があるというので
やってきました。
   
       
 箸から離れて眺めてみるとこの橋の特徴が分かります。
片側にだけ鉄塔があって、左右で非対称になっていると
いう珍しい形です。
 どうも川の両岸で高さが違うためにこういった構造が成
立するようです。
   

 今回の里だよりはこれで終了。
 まだまだ寒い日が続いていますが実際にはもう3月も半ば
になろうとしています。
 もう少ししたら桜も咲きます。
 今はどこに行こうかな? 次の旅が楽しみです。
   











桜めぐり

2016.04.09 SAT 天気:晴れ
7:00
 前回の房総の旅は、まだちょっと桜見物には早い時期でし
た。今週末は天気も良さそうなので、あらためて桜めぐりの
旅をしてみることにしました。
 最初は埼玉県幸手の権現堂桜堤です。ガイドブックやTV
でも紹介されるような有名なスポットなので早めに出かける
ことにします。
 駐車場のOPENする7:00ちょうどに着きました。
(駐車料金500円)
       
   

 黄色とピンクと水色の取り合わせが見事。
 はるばる見に来た価値は十分にあります。







 並木の下を通ると、ときどきはらはらと桜が舞い降りてきます。









 ちなみにこれだけ静かで穏やかな風景が撮影できるのは、
朝いちばんの時間帯だけです。帰る頃(8:00ごろ)には人の
写らないアングルを探すのが大変になってきました。



9:10
 せっかく埼玉県で高速を降りたので、以前から気になって
いたさいたま市の鉄道博物館にやってきました。
 ただこちらのOPENは10:00ということなので、それまでの間
近所を散歩することにしました。
       
 歩いて3分ほどのところに公園がありました。
 風が吹くたびに桜の花びらが舞い散ります。
   



       *)下の画像は動画つきです。ただしデータ量が多いので、
       再生が難しい場合もあります。
       (いったん保存したほうが良いかも)。

  さくら (mp4 75MB)  
   

 ひなたぼっこ気持ちいい。







9:50
 鉄道博物館に戻ったら、けっこうな数の列ができていまし
た。こちらでもたくさん撮影したのですが、それはまた別な
機会にご紹介しますので、少々お待ち下さい。
       
 



11:50
 鉄道博物館から那須に向かいます。
 こちらは大宮の運動公園を過ぎて、芝川を渡ったあたりです。
桜の名所として知られているわけでもないので、ご近所の方々
が散歩している程度ですが、とても綺麗なところでした。







 小さな緑地公園もありました。このあたりは住んでみたくなる
ところですね。



 下の画像好きです。良い感じです・・・。





14:40
 那須に戻ってきました。こちらは烏ヶ森公園です。
 屋台なんかもたくさん出ていて賑わっています。
 
 

 日当たりの良いところではタンポポもいっぱい。







 水面上には桜の花びらの模様。









16:10
 こちらは最近お世話になっている近所のコピスガーデン。
 今回もいくつか花の苗を購入しました。



 このあたりは標高が少し高いので、まだ春本番とはゆき
ませんが、もうちょっとでこちらのお庭も素敵な風景に変わ
るに違いありません。
 
       
 





17:15
 あとはいつもどおりSHOZOさんでコーヒー買って、スー
パーダイユーで朝ご飯買って日が暮れます。
 那須も4月に入ってようやく人の数も増えてきたかな。



18:10
 しばらくご無沙汰していた殻々工房さんへ出かけます。
 今日はいっぱい歩いたので、珍しくビールを2杯もいただ
きました。あとシラスのピザが絶品でした。
     
       
     

20:00
 外に出たら北斗七星がくっきり。明日も晴れそうです。
  
  

 で、帰ってきてさらにお人形さんと一杯。
 桜を思い出しながらの、ある意味花見酒。そして明日は
どうしようか計画を練ります。



5:20
 翌朝、庭の様子を観察します。蒔いた種も芽吹き始めました。
 追加で昨日買った苗などを植えてゆきます。
     
       
     

 近所をちょっとだけお散歩。
 標高の高い分だけ春がちょっと遅いです。まだまだ朝晩は
寒いです。


  
     
     



6:15
 朝ご飯はフキノトウの入ったパスタとサラダ。
 食後にSHOZOさんのコーヒーとイチゴのチョコレート、
桜のクッキー。
 そんなにお金がかかっているわけではないですが、すご
く贅沢な気分になれます。
       
     

    



8:55
 勢いにてのって今日も桜めぐりを続行します。
 こちらは那須塩原の東那須野公園(稲荷山公園)です。
桜は7分〜満開といったところです。
 こちらのウリは、なんといっても桜の足下を飾る山一面
のスイセンです。ボランティアで地元の方々が植えたんだ
そうです。すごい!



 とても景色の良いところです。
 水田には水が入り始めました。





 石畳(スレート?)の上に舞い降りた桜の花びら。
 今回の桜めぐりのベストショットです。









9:50
 次は大田原の城址公園。
 こちらでは本丸を取り囲むように、満開の枝を桜が垂らして
います。
 今日はイベントがあるらしく、地元の方が慌ただしく準備をす
すめていました。







10:15
 大田原にやってきたので、素敵な地酒と出会える斉藤
酒店へ。
 どちらのお酒もおいしかったのですが、最近手にする
旭興はどれもすばらしく、きっとすぐに全国区のお酒に
なるだろうというのが我家の見解です。
   
       
   



10:45
 最後にご紹介するのが矢板の長峰公園です。
 昼近くの到着ということで駐車場はすでにいっぱいでし
た。幸い近くのハローワークに駐車させていただき、見学
することができました。
   



 山頂から見る矢板市街の風景。
 画像には出てきませんが、入場者は多いです。屋台も
出ていて賑やかです。



 日当たりの良い場所ではツツジが咲き始めています。




 今回の桜めぐりはこれでおしまい。
 桜はみんなきれいなんだけど、名所と言われるところと、そうでない
ところの違いは何なんだろ?
 駐車場やトイレの有無、屋台やイベントといったところならば、それ
は桜を愛でることとは無関係。その季節を楽しむというのであれば、
たとえ訪れる人は少なくても、良い場所はもっともっとたくさんあるよ
うな気がします。
 個人的には今回、東那須野公園がとても気に入りました。でもせっ
かく地元の方々が綺麗にしているのに訪れる方が少ないのはちょっ
とかわいそう。ぜひ訪れてみてください。特に桜の花びらが舞い降り
た石畳は必見です。













新緑

2016.04.29 FRI 天気:晴れ一時雨
       
14:10
 ひたち海浜公園や茨城県植物園で遊んだあと那須に向か
います。
 こちらは常陸大宮市の江畔寺(1350年建立)、花の寺という
だけあってお花がとてもきれい、3色のツツジ、サツキが満開
でした。

   



 この日はとても天気が良かったのですが、一方でものすごい北風
の日でもありました。
 もうすぐ収穫の時期を迎える麦がちぎれてしまいそうです。





15:10
 麦畑と水の入った田んぼを交互に見ながら大田原市内を
すすむと、そこに忽然と天鷹酒造の看板が・・・。
 こんなところにあったのね。
       
   



16:30
 黒磯でお買い物。まずはSHOZOでコーヒー買います。



 Chus、飲食店ですが、地元の農産物も売ってます。


 こちらでは山用品売ってます。


 雑貨屋さんです。


 こちらはバー。みんなちゃんと見ないと何のお店か分からない!


 外観は寂れた地方の商店街なんだけど、実はけっこうおしゃれな
お店が多いです。こんな町の再生の方法があるんだと、いつも感心
しています。

 下は古い店舗の内装を変えて新しくオープンしたギャラリー。


 ここはもともと小さな古本屋だったところ。改装中でしたが、どういう
お店になるのかな。
 ともかくこの一角はやってくるたびに変化がある感じです。






18:40
 天気は夕方から荒れ模様。標高の高いところは雪も降る
とか。
 そこで今晩は外に出ることはせず、天鷹酒造で買ったお
酒にあわせて夕食を準備しました。
 
 ジブリの「かぐや姫」見ました。
 話としては基本的に伝承そのものの展開で、特にどんでん
返しがあるというわけでもありませんが、とても奥行きのある
作品だと思いました。面白かったです。





2016.04.30 SAT 天気:晴れ

5:10
 夜明けです。
 木々の先端から少しずつ太陽光線が降りてくるのを見るのは大好きです。
今日は彼方に月も見えます。



 少しずつ青葉が伸び始めて、那須にも遅い春がやってきたんだなって
感じです。





 朝ご飯の前に一仕事。
 伸び始めた雑草を刈り、持ってきた苗を植えます。
 

 庭の小さなしだれ桜に花が咲きました。
 小鳥さんのために、今年も巣箱を用意しました。

 



9:30
 那須岳方面に向かう車で街道はかなりの混雑。
 そんななか、自分たちは逆方面に向かいます。
       
10:00
 伊王野の道の駅でお買い物。クーラーボックスは野菜で
いっぱいになります。
 この道の駅には大きな水車があるのですが、これはおも
に蕎麦をひくためのものです。蕎麦はこのあたりの名産品
のひとつです。

 県道28号線を那須から大田原に抜けます。ここは峠を越
えたあたりの風景。水田を背景にいくつもの石碑が並びます。







11:00
 こちらは禅宗東山雲厳寺、荘厳です。



 

 こちらのお寺は1283年建立、ただ何度かの火災などによって建立当時の建物は
残っていないようです。それでも現存する建物でいちばん古いのは三仏堂で1595
年の再建だそうです。







 松尾芭蕉もこの寺を訪れており、「木啄(キツツキ)も庵はやぶらず夏木立」という句を
残しています。

 周囲には巨木が茂っています。下の木は枝が横に20mぐらい延びていて、川の対岸
に渡れるほどです。




 周辺の集落もちょっとだけ散策しました。






12:00
 こちらは旧黒羽町立須賀川小学校です。1955年に建てられた木造二階建ての
立派な校舎です。
 廃校になった今はイベントや映画などのロケなどで使われているということです。





 すごく立派な校舎ってことは、以前はここにたくさんのこども達がいたって
ことですよね・・・。もったいないな、ちょっと寂しいなって感じがします。






 この校舎の保存会が設立されていて、たまたまその関係者の方が来ておられました。
昔は林業も盛んで、もう少し地域の賑わいもあったそうです。





12:50
 お昼ご飯にしようと那珂川町にやってきました。このあたりは「温泉で育てたフグ」が
名産です。
 通りを歩き始めたら「花の風まつり」の幟が何本も立っていたので、今がお祭りの最
中だということは分かりました。ただなぜか人通りが少ないです。



 上の画像の左の建物でミニコンサートしてました。お客様は自分たちと近所の方々。
こちらはお祭りの実行委員会がある場所らしく、地図などをいただきました。

 近くのレストラン「道」でお昼ごはん。
 フグじゃなくってカレーになっちゃいました。でもこのカレー
おいしかったです。
 ちなみにお店を探してうろうろしていたら、たまたま通りか
かった方がわざわざ車を止めて案内してくださいました。
 外から来たってすぐに分かっちゃうんですね。
     

 食事を終えて散策開始。レトロな建物がたくさんあります。






 こちらはミニコンサートのお隣のお店。
 那珂川町には竹芸会という竹の工芸品の会があるそうで、
こちらはその展示会場です。

 普段はお米やさんみたいですね。古いですがすごく立派な造りです。


 竹細工は旅の途中でよく見かけるのですが、ここのは一段とレベルが
高いです。すごく緻密です。




 こちらの作品は販売もしていたので、下のポシェットを購入
しました(8000円)。ほんとにこのお値段で良いのかなと思う
ぐらいのすばらしい作品です。
 あとフグそのものを売っているお店がなかったので、連れは
代わりに「フグ最中」買いました。.
(ぜんぜん代わりになっていないような気もするけど)
   
       
     

 こちらの金子酒造さんでは美術展を開催していました。


 だいたい通りを1往復するのに1時間ぐらいだったかな。
 とても静かなのは好みなんだけど、やっぱりお祭りなんだから、もう少し人が
いないと正直寂しい。



 観光客はともかく地元の人まで少ないのはなぜ? みんな外に遊びに行って
しまったの? と最初は思っていたのですが、もしかしたら本当にここに住んで
いる人が少ないのかも。
 建物はあっても営業しているお店は少ないです。空洞化がそこまですすんで
いると考えれば納得がゆきます。画像を編集していてそう思いました。



 今回のレポートはこれでおしまい。またまたいろいろと考えてしまいました。
 でもこれは言えると思います。楽しみを求めて人の集まるような所に向かうのも
旅だけど、その反対側に向かうのもまた別な旅がある。なぜなら道があるってこ
とは、その先に人がいるってことだから。
(名言、と自分で言っておきます)











緑もふもふ

2016.05.21 SAT 天気:晴れ
     
9:30
 今日は天気がよいので、ふたたび福島県の鏡石町に行っ
て来ました。
 岩瀬牧場の動物たちがとても可愛かったです。またシャク
ヤクや西洋庭園がとても綺麗でした。
 たくさん写真も撮ったのですが、こちらはあらためて旅の
コーナーでご紹介しようと思っていますので、今しばらくお待
ち下さい。
   







13:30
 那須に戻ってくる途中で、白河の玄豆屋さんにおじゃまし
ました。こちらで水だしコーヒー(500mL2500円)とコーヒー
豆を買います。ここの水だしコーヒーは本当に忘れられな
い味です。
 ちょうど遠方からオーダーが入ったということで、機械が
フル稼働していました。


   
   
       
 こちらはお店の向かいの小さなレコードの博物館です。
 震災で傷んでしまったところを、今も復旧作業中とのこと
です。
     
       
   

 石庭の庭に咲く花が可憐でとても綺麗でした。

     



14:45
 那須に戻ってきました。
 久しぶりのギャラリーバーンです。
 「木と絵のコレクション展」を開催していました。毎年恒例の
巣箱もいくつか展示されていました。(もうほんのちょっとだけ
しか残っていなかったけど) とても面白いデザインで、こちら
の作品を拝見するのはいつも楽しみにしています。








15:30
 朝ご飯のパン買いに近所のクーロンヌさんへ。
 こちらのしおパンは本当に美味しいのですが、残念ながら
本日は売り切れ。
 



15:45
 家に戻ってきました。
 林のなかにある家なのですが、この時期になると緑がもふ
もふ状態で、さながら密林のなかにいるようです。
 春先に蒔いた種や苗が、庭の中で生存できるかどうか、そ
の結論も出てくる時期でもあります。放っておくと間違いなく
雑草の方が勝ってしまうので、また手入れをしなくっちゃいけ
ません。

 葉っぱ大きいです。





 



 この日はとても暑い日で大気も不安定、16:00ごろいったん雨降りました。
 その雨もすぐにあがって夕焼けになりました。



19:00
 殻々工房に行ってみたら今日はお休みでした。
 慌ててスーパーで買い物して夕食となります。
 でもまあいいや、今夜はテレビで大田原が紹介されるみた
いだし。アド街で大田原、おおたわら・・・・・・zzz
  



2016.05.22 SUN 天気:晴れ

5:00
 田植えの終わったばかりの水田に朝日が映ります。







 夜が明けたので、アクセサリーショップのあたりまでお散歩
しました。
 山羊さんおはよう。
 今日も暑い日になりそう。





6:40
 散歩から戻って庭の雑草取り。お腹が空いたところで朝食
にします。
 昨日買ったクーロンヌのパン、食後に玄豆屋のコーヒー、
それなりに贅沢な朝食です。
   

 今日はこのあと栃木県のいちばん南にある野木町を目指
します。ここはその途中でとおりかかった木綿畑のあたり、
ここも那須岳の絶好のビューポイントです。







10:30
 野木町です。もともとは農業の盛んなところだったようです
が、都心まで1時間ほどなのでベッドタウン化のすすんでい
るところでもあります。
   
       
     

 今回はたまたま朝のニュースで野木の煉瓦窯が取り上げら
れていたのを見てやってきました。
 野木駅から南に4kmほど離れたところに歴史的建造物の残
る一帯があります。





10:50
 こちらは「のぎ水辺の楽校」という自然観察のスペース。今
はスイレンほか、いくつかの水生植物が花を咲かせています
が、これからの季節にはホタルも楽しめるそうです。



11:05
  およそ1600年前、仁徳天皇の時代に建立されたという野木
神社です。
 平安時代の征夷大将軍、坂上田村麻呂が蝦夷の反乱を鎮
圧、この地で勝ちどきをあげ、「神の助け」に対するお礼として
社殿を新築したのがその始まりとされています。
 江戸時代の古河藩主の崇敬も厚く、今の社殿は1819年に
再建されたものです。
 建物も側面の木彫も立派です。
 この神社のまわりを取り囲む何本もの大木のどこかにフク
ロウが住み着いているらしく、大きなレンズのついたカメラを
三脚に据え付けた人が多数いました。

 樹齢約1200年の大いちょうです。幹の直径は2m以上あり
ます。

 

 境内には芭蕉の句碑があります。
「一疋(いっぴき)のはね馬もなし河千鳥」
 松尾芭蕉ってほんとうにあちこちに顔を出してますね。

 あと3月中旬から4月にかけては、こちらで二輪草の花も楽
しめるそうです。





11:20
 こちらが野木町煉瓦窯。5月10日グランドオープンしたばか
りです。(国重要文化財)
 内部は9:00から1時間に1回のペースでボランティアガイド
の方が解説して下さいます。(100円)
 自分たちの場合にはタイミングが悪く、次の回はお昼休み
の後の13:00。2時間近く待つのも何なんで、今回は外から
見るだけしました。



 幸い外にも少し展示物があったのと、併設の野木ホフマン
館には窯の仕組みや歴史などの解説があって、概要は理解
できました。
 上の建造物は明治23年につくられたホフマン式円形輪窯で、
現存するものとしては唯一のものだそうです。
 最盛期にはこちらで月産40万本もの煉瓦が生産され、日本
の近代化を支えていたそうです。



11:50
 こちら熊野神社。
 100m以上ある長い参道は煉瓦に支えられています。






12:05
 満福寺です。過去2回火災にあっていて、現在の建物は
1854年に再建されたものです。



12:25
 こちらは「新井家ふるさと記念館」です。
 新井家は養蚕を営んでいた旧家だそうですが、こちらには
煉瓦窯に関する資料も多数残されていたそうで、先ほどの
ホフマン式円形輪窯の煙突の修復にもこちらで保存されて
いた資料が活用されたそうです。
 最初は外から眺めるだけの予定でしたが、この日は当主
ご自身が窯の修復などについて熱心に解説して下さいまし
た。(見学無料)

 野木町は、これから近代産業遺産の町として名前を売ってゆこう
ということなのだろうと思います。まだ始まったばかりなのかもしれ
ませんが、その熱意のようなものを感じました。
 隣接する古河といっしょになって発展する可能性はあるように思
います。
 それから、もしここを訪れるなら野木町煉瓦窯まで自家用車でや
ってきて、そこでレンタサイクルを借りるという移動手段をおすすめ
します。駐車場はポイントポイントにあるのですが、ともかく道が狭
いです。











アジサイ

2016.07.02 SAT 天気:くもり時々晴れ
     
5:00
 今週末は梅雨の中休みになりそう。
 どこかおもしろそうなところはないかなと、考えているうち
に思いついたのが沼田。NHKの大河ドラマ「真田丸」の舞台
になっているところです。

   

 真田丸展が開催されていました。NHKの大河ドラマ「真田丸」
にタイアップした展示内容でした。



 古い町並みの残る市街地のお散歩もしてきました。



 こちらは小松姫の墓所のある正覚寺。



 沼田を散策した後、近隣の真田家ゆかりの城跡も見学してきま
した。途中から晴れてきてものすごく暑い!



 たくさん写真も撮ったのですが、このコーナーでは紹介しきれない
ので、別途、旅のコーナーで改めて紹介したいと思っていますので、
今しばらくお待ち下さい。



17:30
 沼田から那須まではさすがに遠く、2時間半も移動にかか
りました。遅い到着だったので、明日の朝食だけ買って家に
向かいます。





 下はいつも行くクーロンヌ(パン屋さん)の庭。
 アヤメが満開です。
   


     




18:20
 久しぶりにバー殻々工房へ。
 気温が下がってきたら、一面を薄い霧が覆い始めました。ちょっと
幻想的。



 今日は暑い中、たくさん歩いたのでビールやハイボール
がどんどん飲めちゃいます。
 チキン&チップスおいしい。
 締めはミントジュレップでとても満足。

 
 
 

 こちらのお店で創作陶器展を開催してました。
(ギャラリーも兼ねている)
 素敵な湯飲みを購入しました。景色は宇宙です。





20:40
 帰り道、たくさんのホタルが舞っていました。
 何枚か撮影したのですが、三脚もないし、酔っぱらっても
いるしで、まっとうに写っているのはこれだけでした。





2016.05.22 SUN 天気:晴れ

5:00
 朝食前の涼しい時間帯にお庭の手入れ。
 一ヶ月ぐらい放置していたので、お庭はさながらジャングル。
電動草刈り機を1時間ほど振り回すと、さすがに疲れます。
 でも蒔いた種や苗、もともとここにあったものがあちこちで花
をつけているのを発見し、ちょっと楽しい気分になります。








 

 

 

 小川の周辺は植物が特に密集してます。植えたアヤメが
周囲に馴染んで美しいです。
 クレソンは丸坊主に状態になってました。野ウサギが犯人
に違いありません、少しぐらい残しておいてほしいです。





8:40
 そのままご近所をお散歩します。
 こちらは那須岳を望むいつもの定点観測ポイント。暗い
梅雨時の空です。



 たくさんのトンボが飛んでます。



 こちらはステンドグラス工房「花」のお庭。
 すごく手間がかかっていて綺麗です。晴れた空の画像で
ご紹介できないのが残念です。







9:20
 ここは道の駅「」友愛の森」。
 ここには割引券や前売り券が置かれているので、施設見
学の前に立ち寄るといろいろお得です。
 今日はこの後、ダイアナガーデンエンジェル美術館に行く
ことにします。
 
 ついでに農産物売り場でお買い物。
 まるまるとした直径20cm以上もあるキャベツが120円。
大根が130円・・・。


 この時間帯になると道は那須岳方面に向かって渋滞し
ます。
 今日、下界では36℃になるところもあるとか、涼しい場所
を求める気持ちは分かります。



9:45
  こちらがダイアナガーデンエンジェル美術館です。
 (入館料は前売り券で550円)
 外観はイギリスあたりの貴族の館って感じです。別荘地
のちょっと奥まったところにあります。


 名前の通り天使に関連したブロンズや彫刻、陶器などが
たくさんあります。

 

 ビスクドールのコレクションもあります。



 見学終了後、お茶とヨーグルトのサービスがあって嬉しい
です。綺麗なお庭を見学しながらいただきます。
 こちらの美術館はお庭とショップだけなら入場無料です。
 また違う季節に訪れてみたいと思います。
 
 





10:45
 この時期はアジサイが見頃ということで、共栄小学校に
続く300mほどの通学路にやってきました。
 白と青のアジサイが綺麗。隠れた名所だと思っています。



 梅雨明けまであとどのぐらいかな? 次回はぜひ青空の
下の那須の風景をご紹介したいと思います













夏祭り

2016.07.23 SAT 天気:くもり時々晴れ
     
8:30
 今回は大がかりな屋外舞台で、様々な物語が演じられる
という、那須烏山の山あげ祭りに行こうと思います。

 ですが朝早く行っても、お祭り自体が始まっているわけも
ないので、その前に真岡に立ち寄って町中の散策をしたい
と考えています。
       
 で、真岡に行ってみたら、ここもお祭りでした。
 失礼ながら全く自分たちは知りませんでしたが、この荒神
祭りもけっこう盛大なお祭りだそうです。

 ただこちらも大きな催しは午後からということで、お祭りの
飾り付けのしてある静かな町中を散策開始です。
   
       
 こちらは真岡城跡。鎌倉末期に造られた芳賀氏の居城
だったところです。その後、江戸時代には陣屋(役所)が置
かれていました。
 今は現代的な公園として整備されてしまい、ごくわずかな
石垣ぐらいしか残っていません。
 



 御輿の準備がすすめられています。
 真岡夏祭り「荒神祭」は、かがり火の中、神輿を担いだ男たちが五行川を渡る
神輿川渡御というのが、そのクライマックスみたいです。









 「蛸屋」という和菓子屋さんです。元城下町にはおいしい
和菓子屋さんがあるというのが、我が家の定説。
 本店は小山市、伊達政宗の時代から続く老舗だそうです。

   
       
 洋風の外観ですが、本格的和菓子がたくさんあります。
何種類か買いましたが、素朴なお芋のお菓子がいいです
ね。

   



 こちらは蔵本の辻善兵衛商店、桜川というお酒が代表的な銘柄です。



 あまりよく知らなかったのですが、創業200年、年間生産量はわずか100石という
少量生産ということで、そのお酒にはちょっと期待できそうです。



 別にどうってことのないように見える蔵元の前の道は、700年前からある関街道
(東山道)です。





 マンホールが可愛いかも。
 とりあえずデザインされたものを2つ見つけました。

 



 山車が動き始めました。日程表だと大きな催しは14:00からなのですが、
少しだけお祭りの雰囲気を楽しめそうです。





 こちら満川医院というお医者さんの裏通り。
 クラシカルでしっとりとした良い雰囲気。











10:00
 遠くから見たら、巨大ななまこ壁の建造物があったので行ってみました。
 こちらは岡部記念館「金鈴荘」(見学無料)、真岡木綿の問屋「鈴木屋」の二代目
岡部家が明治初期に建てたもの。



 もともとは岡部家の別荘で、展示会や接待のために使われていたみたいです。



 廊下には20mもの長さの丸木の梁、すごいね。
 こちらの建物は太い柱や梁などはありませんが、かわりに
紫檀や黒檀、鉄刀木など、とても硬く重い木が多用されてい
るのが特徴です。

   

 外壁は防火土蔵づくりになっています。
 但し、先の震災で壁や屋根が破損、最近になってようやく
その修復が完了したんだそうです。









 お隣の真岡木綿会館。
 もともと江戸で販売されていた木綿の60%は真岡産だったん
だそうです。その後、輸入品に押されて一端途絶えますが、
近年になって生産を再開、その技術を継承しているということ
です。
 こちらの真岡木綿会館ではその製造過程の解説をお聞きす
ることができます。真岡木綿は糸紬、染めから織りまで、同じ
職人さんが行っているというのがその特徴だそうです。
   

 長蓮寺。まんなかの変わった建物には、江ノ島、竹生島、天川の弁財天を
模した三体のは弁財天が祀られています。



 こちらは久保記念観光文化交流館。
 ギャラリーと真岡木綿などを販売する物産館があります。



 行屋川にそって城跡方面に向かいます。







 時々山車に出会ったりします。













11:40
 蕎麦「森田屋」に入ります。
 ネギトロ丼とお蕎麦のセット(1050円)をオーダー。ボリューム
があっておいしい。
   
       
   



12:05
 食後のコーヒーはカフェ「黒猫館」で。
 ふらりと立ち寄りましたが、ちょっとおしゃれで、コーヒーも
おいしいです。
 
 

 再び駅前に戻ってきました。真岡鉄道もお祭りラッピング、
町あげてのイベントなんですね。



 真岡駅横のキューロク館でちょこっと撮影。

 





 真岡の町から那須烏山へ。
 途中、大きな酒屋さんを見つけて辻善兵衛商店のお酒も買いました。
今晩が楽しみです。



13:00
 田んぼの真ん中に忽然と現れたお店。
「なんだこれ?」
 こちらコッペパンの専門店「ピエトラ」です。
       
 なかに入ってみると、そこはなかなかおしゃれな空間。
そして小さなショーケースには色んな種類のコッペパンが
並んでいました。
 こちらでいくつかパンを購入、明日の朝が楽しみです。

 このお店、分かりづらいところにあるのですが、けっこう
お客様も多く、もしかしてパン好きには有名なお店なのか
もしれません。





14:00
 那須烏山に着きました。
 山あげ祭りは450年の伝統があり、催しの中心は巨大な
野外劇です。
(国重要無形民俗文化財)
 今年は7月22日から3日間の開催です。




 ちょうど開会式と記念撮影が行われていました。



 このままここに残っていれば良かったのですが、最新の情報や地図を入手する
ために駅まで行ってしまいました。これがちょっと失敗。
(よくわからないけどこの駅も歴史遺産なんだって。)



 近くの喫茶店、ちょっとだけアートしてます。



 戻ってきたらこの状態。
 舞台は1段高いところにあるのですが、数百は来ていると思われるお客様に
取り囲まれて全く見えません。
 やむなくカメラを差し上げて撮影しました。



 本当に来場者多いです。昨日はNHK朝のニュースで取り上げられていたし・・・。
 ということで、こちらのお祭りに関しては、早めに行って場所取りをするか、平日
金曜日に行く方が良いでしょう、というのが結論。
 ちなみに演目を撮影したビデオが会場内の山あげ会館(入場250円)で上映され
ているので、こちらをご利用することも選択肢としてアリです。



 三味線や唄に合わせて踊り子が歌舞伎舞踊を演じています。

 下の画像は奥行き100メートルに及ぶ大掛かりな舞台装置を裏側から撮影しています。
この背景は演目の進行に合わせて変化します。ちなみに中央の高さ10メートルを超える
大山を立ち上げる場面が祭りの名前の由来になっています。



 さて、人混みに埋もれていてもしょうがないのであたりを散策します。
 幸い、ここも城下町だったところなので、それなりに歴史的な建造物が残っています。











15:00
 こちら石川蕎麦屋。
 以前、営業していなかった時期が続き、もうお店をたたんで
しまったのかな? とも思っていたのですが、久々に来てみた
らやってました!
 お昼は食べたけど、嬉しくなってもう一回食べることにしま
した。もりそば400円からいただける手打ち蕎麦です。
 美味しいです。また来ると思います。








 こちらは熟睡するネコ。
 ネコにお祭りは関係ないかも。
   





2016.07.24 SUN 天気:晴れ

5:00
 今日も早朝のお散歩からスタート。
 天気良いです。気温17℃でちょっと涼しいです。



 どことなくフォトジェニックな横断歩道。





 今、那須でいちばんの見頃はユリの花、涼しいのでアジサイもまだまだ。



 庭に咲いた花。

  

  

  

 



 しばらく放置していた巣箱。入口に鳥のくちばし跡がたくさん。
 知らないうちに誰か利用していたようです。今年はもう御用済みなので、
そろそろ外そうか・・・。





6:20
 ピエトラのコッペパンが朝食。もちもちの食感、うまみの
あるパンです。今度また買いに行きます。

 ちなみに昨夜は辻善兵衛商店のお酒もいただきました。
華やかな香りのする切れの良いお酒でした。
 もう一度行ってみたくなるお店が増えました。



8:05
 道の駅「伊王野」。
 那須の周辺には道の駅はいくつかあるけど、この道の駅
に来た回数がいちばん多いかもしれない。



 道の駅自体が8:30分開店なので、ちょっとだけあたりをお散歩します。
 この伊王野はお城もあった地区なので、それなりに町並みも古いです。









 須藤醸造、みそと醤油の製造販売をしてます。
 お味噌買いました。









 北向き地蔵です。台座から3mもの高さのある大きなお地蔵様です。



 1707年は宝永の富士山噴火の起こった年、不作も重なって飢饉になったそうです。
 困窮したある夫婦が子供を連れて伊王野を訪れました。米所の米沢だったら生きて
行けると考え、そこに向かう旅の途中でした。ところが道を尋ねられた村人は聞き間違
えて別な道を教えてしまいます。
 翌朝、雪の中にうずくまり、子供を抱きかかえたまま凍えて死んでしまった夫婦が
見つかります。悲しんだ村人は手厚く葬り、その後ここにお地蔵様を建てたそうです。
 そういう悲しい伝説が残っています。







 このあと、御膳岩という景勝地を訪れようと思います。

 こちらは途中で見つけた大きな農家。



 古民家とガソリンスタンドの組み合わせ。





10:10
 目的地に着きました。



 こちらがその御膳岩。子宝スポットとして有名らしいです。
 御前岩の前を流れる武茂川の岸には遊歩道が整備されているので、夏は涼しい
風のなかをお散歩できます。あと紅葉シーズンは最高の景色が楽しめるそうです。



 すぐそばに御膳岩物産センターがあって、蕎麦や温泉フグの料理も楽しめます。
 那須は高原だけじゃなく、ちょっと不便だけど山間の地域もおもしろいです。お時間が
あれば、ぜひお立ち寄り下さい。











東武ワールドスクエア

2016.07.30 SAT 天気:晴れ
     
8:00
 この日は前回に引き続き、群馬県の渋川周辺で遊んでき
ました。
 榛名神社などいろんなところに行って来たのですが、それ
はまた別途、旅のコーナーでレポートしたいと思いますので、
今しばらくお待ち下さい。




15:50
 群馬からの帰り道、西那須野駅周辺が賑やかだったので、ちょっと立ち
寄ってみました。西那須野というと、いわゆる観光地からはちょっと離れて
はいるのですが、昭和の町並みの残る少し懐かしい場所です。







 こちらは駅の東側に続くモミジの並木です。もともとは明治
時代に活躍した大山元帥の墓地に続く参道なのですが、今
は市に寄贈されて公園として整備されています。
   

 こちらは近くにある赤レンガの建物。大山元帥別邸の門番詰所だった
ところだそうです。



 西那須野周辺は明治時代の著名人、特に軍人関係の別荘や墓所などが
たくさんあります。





 夕暮れ間近の印象的な空。



 こちらは駅から写したお祭りの風景。「第33回ふれあい祭り」のポスターが
ありました。



 神社などの祭礼ではなく、地元の方々の企画したお祭りだと思いますが、
なかなかどうして、けっこう活気があります。こういった類のお祭りで、これ
だけ賑わっているお祭りはなかなかないです。

 

 いろいろな催しがあったり、様々なお店があったりで、皆さん楽しんでいらっ
しゃいました。とてもいい感じです。

 







19:10
 自家用車で移動していた自分たちは、さすがにお祭りで
お酒を飲むというわけにもゆかず、ここ殻々工房までおあ
ずけでした。
 夏らしくビールでスタート、夏野菜たっぷりのおつまみで
ビタミン補給です。

      
     
     





2016.07.31 SUN 天気:予報は曇りだったのに、しっかり晴れ

5:30
 今日は早めに出かけるつもりなので、いつもしている早朝散歩はパスして草刈りを
始めましたす。
 庭に大輪のユリが咲きました。





7:30
 那須塩原から国道400号線で西へ。今日は鬼怒川を経由
して、東武ワールドスクエアに向かう予定です。

   



8:10
 国道121号線に出たところで小さな駅を発見、上三依塩原
温泉口駅です。
 野岩鉄道鬼怒川線は鬼怒川会津高原尾瀬口から鬼怒川
温泉のお隣、新藤原までを結ぶ小さな鉄道ですが、運行本
数はけっこうあって、日中でも最低1時間に1本は確保され
てます。

   
       
 駅舎に入ったら何故か「パワースポット」の表示がありま
した。
 よく分からないけど、ここに立つと何かパワーが得られる
のでしょうか?
 上を見上げたらそこは駅舎の吹き抜け、青空が見えてい
ました。

   





8:20
 近くに水生植物園があるらしいので訪ねてみます。ただ
開園は9:00、今度日を改めて訪れることにします。
(入場500円)
 



8:30
 お隣の中三依温泉駅。駅前に櫓があるので、もしかして昨夜あたりに
盆踊り大会があったのかもね。



 こどもたちが昆虫とりしてます。夏休みの一風景ですね。



 すぐそばの小さな神社の裏手に中三依湿性園があり
ます。
 こちらは入場無料なので、早速拝見することにしまし
た。

 水不足ということなんでしょうね、本来湿地であるはずの場所が草原に
なっていました。(綺麗な花は咲いてたけど)



 何故か電線に並んで止まっている赤トンボ、これだと産卵する場所を
探すのも大変かな。

 





9:30
 途中でいちばん大きな観光地が龍王峡です。鬼怒川の
刻んだ渓谷美が見られます。
 画像は虹見橋、ここから1周2km、1時間ほどの散策コ
ースが整備されています。

 竪琴の滝。



 渓谷の真ん中にある五龍王神社。





 鬼怒川は昨年の集中豪雨で下流域に大きな被害をもたらしたのは記憶に新しい
ところです。濁流にのまれ、木々のなぎ倒された河原を今も見ることができます。







10:00
 やってきました東武ワールドスクエア。
 通常、大人一人2500円ですが、事前にコンビニで前売り券を買っておくと二人で
4000円になります。(今朝買った)



 ミニチュア一般を製作したり楽しんだりしている自分としては、いずれ一度は来たい
と思っていた場所です。

 最初に目に入ったのが国会議事堂。
 展示物は基本的に1/25で造られているということです。近いものとしては自動車の
1/24というのがありますが、こちらはスタンダードなスケールではないので、基本的
にすべて手作りということなんだと思います。



 木は基本的にすべて盆栽。
 これは手間がかかってる・・・。


 ちなみに天気予報は朝方のみ晴れ、徐々に雲が多くなってきて9:00以降は曇り
のはずなのですが・・・、実際はだんだんと雲がなくなって快晴に!
 暑いです。



 最初は建物に目をとられていたけど、じっくり見ていると、フィギュア一人一人がきちんと
つくられていて、ドラマがそこにあることに気づきます。







 いくつかの飛行機や整備車両が動いています。ちょっとした変化がすべてを
リアルに見せます。
 稼動させるチェーンが細い溝に隠されているのですが、砂や埃が入ると動か
なくなるに違いないです。清掃やメンテナンスが大変そうです。



 遠くの船は動いているし、噴水も上がっています。











 ここから先は日本を離れます。マンハッタンがリアルに再現されています。



 作り込まれた路地に、どこかで見た風景。





 今回のベストショットはこれかな?
 エジプトに実際に行ったように見える、間違いなく。





 このエリアには木や日陰などないから、地面の照り返しもあって、本当に砂漠にいるように
暑いです。くらくらします。







 バチカン。おそらくここの展示物のなかでは登場するフィギュアも最多数、1000体
以上あるんじゃないでしょうか。



 屋外展示なので、雨雪や紫外線などによる塗装も劣化も激しいはず。フィギュアのメンテナ
ンスも大変だと思います。







 ガウディの建築もいくつか再現されているのですが、このサクラダファミリアの
緻密な表現はすごい! 取材から始めてこの展示にこぎつけるまで、どれだけ
時間がかかったんでしょうか。







 ここから先はアジア。





 万里の長城。



 よーく見ると、ここにこんな方々がいました。





 台北101、高さ508mの世界一高い建物。新しい展示物も造られ続けて
います。





 すごいね、庭が本物の庭園としてまとめられています。秋になれば紅葉もするんでしょう。
庭師(盆栽職人?)の腕がすごいなあ。







 そう、京都方面の修学旅行では必ずここに行くよね。







 近代日本の建物もあります。ゆばーば出てきそう。



 大浦天主堂では結婚式してました。



 最後のコーナーでは、日本のごく日常的な風景が表現されています。



 昔懐かしい地方の小さな駅、ときどき電車も通ります。







 この日は本当に暑くって、最後の方はとりあえず撮影だけしておいて、「後で見よう」みたいな
感じになっちゃいました。皆さんがもし行かれるのであれば、夏なら曇った日、もしくは春秋の
シーズンをおすすめします。
 あとローアングルの撮影がしたくなるので、可動式モニターのついたカメラは絶対欲しくなり
ます。



 今回ご紹介したのは展示物のほんの一部、このほかにもすばらしい作品がたくさんあります。
 こちらのウリは、もちろん世界遺産に登録されるような世界中の有名な建造物がたくさん再現さ
れていることだと思うけど、存在感のあるフィギュアの表現や木々のレイアウトも必見ですね。











今日もお散歩

2016.09.03 SAT 天気:晴れ、とっても暑い。
     
 今日も寄り道しながら那須に向かいます。栃木県内の
あちこちに立ち寄りましたが、そういえば小山市って行った
ことないなあ・・・。
 ということで、隙間を埋めるように小山市へ。

7:55
 足利市から小山に向かう途中、真ん中がすっぽりと落ち
てしまった橋を発見しました。



 こちらは県道36号の旧道にかかる千部橋。石碑も残って
いるのでかなりの歴史があるみたい。
 調べたら、江戸の中頃にはここに橋がかけられ、今残って
いるこの石の橋も昭和初期に架けられたものらしいです。
 それが昨年の大雨・洪水で流され、こんなふうになってし
まったということです。新道がすぐわきを通っているので、
必要性はないのかもしれないけど、壊してしまうのも、ちょ
っと惜しいな。
   

 周辺はいちめんの田んぼ、穂が黄色くなりかけてますね。





8:30
 小山の市街地に到着です。人口は栃木県で2番目に多い
ですが、知名度はそれほど高くない気がします。都内に通
勤する人の多いベッドタウンていうイメージかな・・・。

 土日は市役所の駐車場が無料で利用できるようなので、
ここを起点にお散歩しました。
   

 まずは須賀神社、940年の創建という歴史ある神社です。
 徳川家康は関ヶ原の前にここで勝利の祈願をしたと伝えられます。




*)モデルドールは sayaka 、OFはヤフオクでお世話になりました naporonron7 様の作品です。





 神社もさることながら、延々と続くこの参道が良い感じ。





9:05
 奥の建物は小山宿脇本陣跡。小山は江戸から数えて12番目の宿場町。
こちらには明治天皇もお立ち寄りになられたということで、石碑もあります。





9:10
 駅の近くにある、まちの駅「思季彩館」。小さな観光物産館
ですね。こちらでレンタサイクルを借りて散策に出かけること
もできます。
   
       
 こちらの裏庭はちょっとした庭園になっていたのでしばしの
休憩。小山から下野あたりはかんぴょうの産地だそうで、か
んぴょうアイスなるものをいただきました。
 感想は・・・、あっさりした甘さでよいけど、かんぴょうって思
った通り
自己主張がないね。
   
       
     


 こちらで入手した、まっぷる特別編集の「小山」、これがあ
れば迷うことなく見どころを回ることができます。
   

 駅の周辺には楽しそうな飲食店も多いです。
 誘惑に負けず、まっすぐおうちに帰るのが大変かも。



 駅周辺からちょっと歩くと、そこはよくある地方都市の風景。




*)モデルドールは nano 、OFはヤフオクでお世話になりました amitari40 様の作品です。



 ただ歴史ある街なので、歩いていると突然に古いお寺
や立派な門を構えた旧家があったりします。
   
     
 と思ったら今度は真っ赤な屋根のお寺、なかなかこんな
派手な色彩のお寺はなかなかないです。
 でも自分的には好きです。
(宝生院)
   
       
   

 天翁院。城址の一角にある小山氏の菩提寺です。建物
は比較的新しいですが、お庭の雰囲気が素敵です。

   
       
 こちらは祇園城址、小山一族の居城だったところです。
 恩川を望む高台にあって、いかにも交通の要衝を抑えて
いるって感じかな。









 ちなみに建物などは一切残っていないけど、堀や土塁
などはきちんと残っていて、お城の全貌は把握しやすい
です。
   

 

 ここ小山で徳川家康は石田三成討伐を決め、関ヶ原の戦いが起こります。(小山評定)

 城址の外れ、小山市役所の敷地内には徳川家康の建てたという御殿跡があります。
関ヶ原の後、縁起のこの良い小山を選んで御殿を建て、日光参拝のときの休憩所とし
て使用したということです。






 お散歩は終了して那須に向かいます。

 ちなみにそれなりの人生経験をお持ちの方なら、小山とい
えば、おやま遊園地を思い浮かべると思います。
 今はどうなっちゃったかな・・・、と思って行ってみたら巨大
ショッピングセンターになってました。

   



12:30
 お昼は烏山の阿波家さんでラーメン。
 地鶏系の澄んだスープ、洗練された味です。
   
       
     



13:20
 大田原の中心にある物産館TOKOTOKO。
 こちらの1Fには野菜や名産品があるのでお買い物し
ます。旭興の生酒(限定品)もあったので、思わず購入。
   
     



 大田原は栃木北部の中心地ではあるのですが、市街地が駅から少し離れている
こともあってか、都市化はあまりすすんでいません。それでもときおり立ち寄ると、
少しずつメインストリートが変わってゆくことに気づきます。



 こちらは「あらまち蔵屋敷」、地域の活性化協議会が運営
している駄菓子屋さんです。
 TOKOTOKOとならんで、ある意味シンボル的な存在、古
い蔵を移築して使っています。

   
       
 こちらはすぐ近くにある雑貨店街、元はごく普通のアパ
ートだったところに、雑貨店だけが6つも入居してます。
 残念ながら今日はイベントへの出張で、ほとんどの店が
お休みでした。
  >  

13:30
 暑いので休憩。こちら仁亭でコーヒーをいただきます。
こちらも古民家を移築したそうで、撮影もOK!
   
       
       

 お店の雰囲気と本日の衣装がぴったりで、とってもうれしい!





15:30
 やっと那須の自宅に着きました。今日は寄り道しすぎました。
 明るいうちに庭の草刈りしなくっちゃね・・・。



 ジャングル状態は相変わらずだけど、ちょっとずつ秋の
気配を感じます。
 下はちっちゃなクレソン。野ウサギに食べられてしまい、
今年、自分たちはありつけませんでした。
   
       
     




18:15
 夕食は久しぶりに殻々工房です。本日のメインは釜焼き
の夏野菜ピザ。絶品です!
 
       
     



2016.09.04 SUN 天気:曇り

8:40
 今日はさくら市の喜連川地区にやってきました。
 まずは道の駅「きつれがわ」で夏野菜をたくさん購入しま
した。ちなみにこちらには温泉施設もあります。
   

 喜連川はもともと足利尊氏の流れをくむ喜連川足利氏
の城下町、また奥州街道の宿場町として栄えたところで
す。
 ここもちょっと歩いてみましょうか。

 右は「わいわい広場」という観光案内&物産館です。
(旧喜連川興業銀行本店)
 駐車場もあるので、ここがお散歩の起点になります。
   

 こちらの地区のマスコットキャラクター「コンタ」くんです。
   



 裏通りの食堂。空き缶を使った装飾があまりに見事だったので、
思わずカメラを向けます。
 





9:05
 こちらは喜連川神社。創建は400年ぐらい前と伝えられています。







 御用堀。160年前に作られた農業用水路で、今も現役。通りの両側に武家屋敷跡
があります。

 




9:30
 龍光寺。足利尊氏像が所蔵されており、年に2回それが公開されるそうです。

 

 奥には喜連川足利氏の歴代藩主の墓があります。





 表通りに戻ってきました。
 この一帯だけは、もしかして時間の流れが遅いのかもしれないと錯覚しそうです。

 



9:45
 慈光寺。珍しい突き抜き井戸の手水場があります。
(と、パンフレットに書いてあったけど、その仕組み自体はよくわかりません)
 



 突然の象さん・・・。感じからして、元はガソリンスタンドの塀かな?



 ちょっとおしゃれな家具屋さん。





 どんなに小さな城下町でも、和菓子屋さんは必ずあり
ます。甘さを抑えた昔ながらの人形焼きでした。
   
       
     



10:00
 明治5年に建てられた郵便局跡、今は交流館として地元の方々に利用されてます。



 町の中心にある大蔵ヶ埼城址。喜連川塩谷氏の居城だったところで、江戸時代には
喜連川足利氏の館もここにおかれました。
 正面は再建された大手門、右奥にちょっと見えるのは展望台。





 ところが震災の影響で、このお城の本丸跡や展望台には
現在行くことができなくなってます。
 残念! 展望台にはのぼってみたかった。
   

10:10
 幸い中腹にある展望所までは行くことができたので、そこから景色を眺める
ことで良しとしました。



 ということで今回のお散歩は完了です。

 2日間とも昔の街並みを歩いたわけだけど、「昔」の意味合いも変わってき
たね。もう昭和初期のもは立派な歴史遺産、最近では昭和40年ぐらいのも
のでも、十分に懐かしさを感じるものがあったりする。
 街並みを散歩するって、昔を記憶に残してゆく作業かもしれないです。





 帰り道、宇都宮の郊外で見つけた美濃里庵というお蕎麦
やさん。築100年以上の古民家で絶品のお蕎麦をいただく
ことができました。
 でも我々が帰るころには超満席、こちらを知らなかったの
は自分たちだけだったみたいです。
       
     











那須岳2

2016.10.15 SAT 天気:快晴
     
9:00
 今日も寄り道しながら那須に向かいます。
 早起きして茨城県の常陸太田にやってきました。こちらの鯨ケ丘
という地区は昔ながらの街並みが本当によく保存されているところ
で、まるでテーマパークのようです。



 今、茨城県北芸術祭が行われていて、この鯨ケ丘もその会場の一つ。
ピンク色のパネルがあちこちに展示されていますが、これは地域の方々
の生の声を記したもので、町全体がアート空間になっています。







14:00
 NHKの連続ドラマのロケにも使われる旧上岡小学校。こちらも芸術祭の会場
になっていて、地元の方々の写真などが展示されていました。







 他にもたくさん撮影したのですが、それらはいずれまた旅のコーナーで整理して
ご紹介する予定です。今しばらくお待ちください。



15:00
 茨城県から山を越えて栃木県に。たまたま渡辺酒造さ
んの前を通りかかりました。
 旭興ブランドはメジャーになりつつあると思いますが、こ
の日は、欲しかった生もと純米吟醸「たまか」の赤ラベル
を手に入れることができました。
 とってもおいしかったです。
   




*)こちらのモデルドールは sayaka です。



15:30
 大田原市内から那須町に向かう途中、いちめんのコスモス畑がありました。
まさに今が見ごろです。どなたかは知りませんが、こうして人々の目を楽しま
せてくださること感謝です。




*)こちらのモデルドールは nano です。



18:00
 今日も満月の中、殻々工房へお出かけです。気温は10℃、ちょっと寒いぐらい。



 寒いのでホットカクテルからスタート。そしてメインはサイコロステーキです。
付け合わせのポテトがまたおいしい。

 





2016.10.16 SUN 天気:曇り

5:50
 今日は那須岳の紅葉見学をするので早めの簡単な朝食。昨日買った
NAOZOのパンをいただきます。ここはしっかりとしたパンがおいしいお
店です。

 

6:30
 お出かけ前に庭を散歩。少し樹を切って庭が明るくなってから、ちょっと
ずつ植物の種類も増えてきたように思います。
 秋の小さな花をあちこちに見ることができます。大輪の花を咲かせる苗
などは植えていないので、とっても地味なんだけどね。



 

 

 

 





7:20
 紅葉を見に那須岳に向かいます。ロープウエイの営業時間は8:30から
なので、8時前に到着すれば良いかなと思ったのですが甘かった。
 県営駐車場に向かう道はすでに渋滞、結局ずっと下の駐車スペースに
車を止め、ロープウエイ乗り場まで30分ほど歩くことになってしまいました。
 2,3日前にNHKで紹介されていたし、この天気だし、ここを目指す人は
この日がいちばん多かったかも。
(12:00過ぎても、登りはまだ渋滞していました。)



 さて、ところで紅葉の具合はというと、残念ながら去年の方が鮮やかだ
ったように思います。
 これは残暑の影響で紅葉が遅れ気味なのと、きれいな紅葉には日差し
が必要なのだけど、最近の雨天続きが影響しているようです。



8:15
 ロープウエイは臨時便を増発しているのに超満員。これ
では景色は楽しめません。
 今回は歩いて下山する予定なので、乗車券は片道だけ
購入。(750円)
   
     
 標高は1684m、標高が上がった分寒いね。
 ちなみに那須岳というのは茶臼岳、朝日岳、三本槍岳など
の総称で、普通、那須岳といったら、茶臼岳のことを指すこ
とが多いです。
   
       
 ちょっと登ったところにある案内表示です。以前は茶臼岳
までを往復したので、今回は茶臼岳手前から峰の茶屋跡
方面に向かおうと思います。
 那須岳への登山コースは初心者向けではありますが、
岩場や縦走コースなどもあって、それなりに登山の雰囲気
を楽しめる山ですね。
   







 標高が上がってくると、大きな岩がごろごろ。迫力ある風景を眺める
ことができます。





9:00
 お鉢までやってきました。
 せっかくここまでやってきたので、やっぱり山頂まで登ろうかなと思ったのですが、
連れに尋ねると、
「そんな話は聞いてない、これじゃまるで登山だ、やだ疲れた・・・。」
 というのでそのまま下ることにしました。





 北にそびえる朝日岳が迫力満点で望めます。ここは撮影ポイント。









 こんな荒々しい風景ではありますが、足元を見れば高山植物がさりげなく花をつけ
ていたりします。

 



 ちなみに今回メインのモデルは nano ちゃんですが、
sayaka ちゃんもちゃんと連れてきています。
 こんなふうにコアラみたいな感じで山に登ってます。






 景色が良いので、みんなで記念撮影です。
   



 荒々しい風景は、地球の始まりがこんな感じだったということを想像させます。





 噴煙が上がってます。茶臼岳は栃木県で唯一の活火山です。





 峰の茶屋跡避難小屋、ここから朝日岳、三本槍岳への
縦走も可能ですが、連れに尋ねる必要はなさそうです。
 そのまま下山します。
   











11:45
 帰り道、那須温泉神社に立ち寄りました。やっぱり今年は紅葉が遅れているね。
ちょっと下がると、まったくと言ってよいほど緑のまま。





 こちらは健康長寿のご利益がある神社、しっかりとお参りしてきました。



12:15
 道の駅「友愛の森」です。昼食とお野菜を買おうと思って
やってきました。
 でもいつもより観光客が多くて、野菜はほとんど売り切れ
状態。最近お野菜が高いので、野菜目当てに道の駅にやっ
てくる人も多いんじゃないかな。
   

 敷地内で「手作り祭り」というイベントを開催してました。陶芸、木工製品、雑貨、その他
いろいろなものを販売していました。



 

 目に留まったのがこちらのブース。手作り木工製品のお店なんだろうけど、
小さなお人形が可愛い。





 でこちらの1/6 サイズのトランクと小さな天使をお買い上げです。





 おなかが空いたので昼食にしたいのですが、レストランは行列ができるほど混んでいる。
でも、飲食店ブースも実は那須の名産品だったりするわけで、今日はそれらを買い食いし
てお昼にしました。

 

 



 ふと気づいたら、傍らに赤トンボ。
 那須の秋は短く、あっという間に寒くなっちゃうんだけど、やっぱり今がいちばん
良い季節だね。













奥鬼怒

2016.11.04 FRI 天気:快晴
   
18:40
 今日は奥久慈の旅を満喫してきたので、那須には遅めの到着。
でもお土産はたくさん買いました。
 ということで奥久慈シャモの卵焼き、奥久慈の豆腐、そんなもの
が晩ご飯のメインになります。暖まるねー。

 

 お酒も途中で買ったのですが、左の十一正宗(さくら市)は今では珍しい
甘口濃厚な酒、濃い味の鍋物料理に合わせるのが一般的なのかもしれま
せん。でもちょっと炭酸で割ったら、そのままカクテルになって、けっこうい
けました。右の末広(会津若松)は山廃純米でちょっと酸味の利いたきりり
としたお酒、いろんなお料理に合わせることができそう。



 紅葉模様のぐい飲みで「おひとつどうぞ。」

 でも今日はせっかく袋田の滝とか竜神大吊橋に行ったけど、紅葉に関して
言えば今ひとつでした。
 こうなったら是が非でも明日は紅葉を見に行くぞ!





2016.09.05 SAT 天気:快晴
5:50
 今日は奥鬼怒方面に出かける予定なので早めの朝食。
 昨日買った奥久慈蕎麦 (ゆですぎたー! 茹で時間30秒
もいらない) あとは奥久慈リンゴ入りのサラダ、食後は奥久
慈リンゴのパイ。自分的にはすごーく贅沢。
 
       
   

6:30
 やっと夜が明けてきました。
 このあたりも紅葉はまだまだだったのですが、家の紅葉もちょっと赤くなって
きました。

 



 下の方は落ち葉でいっぱい。でもまだまだがんばっている小さな花もあって、
那須の短い秋が一気にやってきたみたい。

 



 今回のメインレポーターは sayaka ちゃんです。可愛く撮れました。







7:00
 鬼怒川の上流を目指して出発です。
 ここはいつもの定点観測尾ポイント「室野井小学校」付近。
那須岳が冠雪してます。
   





7:50
 那須塩原市内の国道400号線を西にすすみます。
 途中、箒川のなかにひときわ大きな岩が突き出しているところがあります。(野立岩)
1600年、徳川家康は上杉氏討伐に米沢方面に向かいますが、その先方となった蒲生
秀行は宿をとれずにここで野宿、そこから野立岩の名がついたとされます。
 歴史上、この出陣をチャンスと見て豊臣方が動き、関ヶ原の戦いにつながったとされ
ます。









 峠を越えます。だんだん赤や黄が色濃くなってきました。





 峠を越えて国道121号線に出たら、いちめんの霜。山深い谷なので気温は
まだ氷点下。
 差し込んだ光を受けて輝く景色が綺麗。

 



8:35
 色づいた銀杏、止めどなく葉が落ち続けます。そしてそこに列車がやってきました。
 会津鬼怒川線「中三依駅」の朝の風景です。







 

 もう大感動! 間違いなくここ数年間でいちばん印象に残る素敵な風景でした。
 もう絶対忘れられない一期一会の風景だね。



9:20
 道の駅「湯西川」です。ここも会津鬼怒川線の撮影ポイントで、カメラマンがたくさん
いました。
 下は五十里湖、ダムでできた湖です。





 さて、この道の駅の変わっているところは、ホンモノの会津鬼怒川線の駅と一緒に
なっていることと温泉のあるところ。
 連れが買い物している間、足湯につかってました。

 



 ここから川治温泉を経由して県道23号線を更に西へ、鬼怒川の源流を目指します。
いくら日光や那須が観光地といっても、ここから先に行く人はそれほど多くないと思い
ます。
 それでもちゃんとした道があるのは多分ダムを造るためだったんだろうね。





10:15
 道の駅を出てから30分、川俣ダム(瀬戸合峡)までやってきました。本当に山の奥、
峡谷の行き着くところといった感じで、このダム自体ををつくるのも大変だったろうけ
ど、ここまで道を延ばすのも大変だったに違いありません。(金銭的にも)



 下の画像の手前がダム本体、1966年完成、発電と治水を目的にしています。



 高さ117mでなかなかの迫力、今現在、岩盤を補強する工事を行っているようですね。





 この日はたまたまダム見学会が行われていて、けっこうな
人が訪れていました。
 小さな博物館を見学したあと、エレベーターを下って、ダム
を側面から見ることができました。
   

 エレベーターを降りたところ。



 上を眺める。



 50m下はダムの湖底。下が素通しなのでかなり怖い。





 ダム正面にある吊り橋まで遊歩道が整備されてます。
(見かけより、けっこうきつい道のりです)





 こちらは吊り橋の手前にある天使の鐘。
 もともとこのダムに一般人は立ち入ることができなかった
そうですが、今では遊歩道や吊り橋などが整備され、観光
客が訪れるようになったそうです。
 ダムの必要性が問われる中、こういうことも必要なんだろ
うね。

 ちなみに吊り橋正面の切り立った岩は標高1000mもあって
岩ツバメが生息しているそうです。
   



 日光連山が望めます。



 眼下には高さ100mの本当に狭い峡谷が続いています。こんなところまで
よく道を通してダムをつくったねって感じです。





12:05
 どうせなので行けるところまで行ってみることにしました。
 ここは鬼怒川の最上流域です。







 ここから先、車を降りれば鬼怒川源流を巡る散策路もあって、更に奥に行けるのですが、
もう今日は十分に紅葉を楽しんだので、ここまでとします。



 帰りは林道を日光方面に抜けます。標高の高いところは落葉がすすみ、路面はすでに
凍結箇所も。
 カラ松の黄色と空の青が対照的で冬の近いことを感じます。
 もうそろそろ冬の準備をしなくっちゃいけないね。



2016.11
camera:Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + Ichikawa Daisy Collage 10











オリオン

2016.12.23 FRI 天気:晴れ
   
7:00
 自宅のある神奈川から那須に向かいます。7時になってやっと
夜が明けてきました。低い層に霧が立ちこめてちょっと幻想的な
風景です。





7:50
 東北道の羽生PAで朝食。ここの豚汁定食(500円)はお気に入り。

 



8:40
 いつもながらですが那須に向かう途中に寄り道します。今回は宇都宮です。



 上の画像は宇都宮城。天守閣はありませんが2つの櫓が再建され、公園
として整備されてます。

 宇都宮って県庁所在地なんだけど、何か威圧感のあるような高層建築も
なく、何か親しみやすい感じです。
 まだどこも開いていない時間帯なので、まずは二荒山神社にお参りしまし
た。今年一年ありがとうございました・・・。

 

 ここにくるとやっぱり何か空気が違うような気がします。それが1600年の歴史
なのか、それ以外の理由があるのかは分かりませんが。



 なぜか道を隔てたパルコの敷地内にもミニチュアの二荒山神社があります。こち
らは下社みたいです。てことはパルコは神社の敷地内につくられたってことなのか
な?



 このほかにも街の中のあちこちに、お寺や神社、おいなりさんなどがあります。それ
がこの街が親しみやすい理由の一つになっているのかもね。
 

 あと宇都宮といえばバーの街。バー意外にもたくさんの飲み屋さん、レストランが
たくさんあります。

 



 飲み屋さん数は街の規模を考えても多いと思います。外食文化というか、外の飲み
文化が根付いているってことなんでしょうね。



9:25
 こちらはレディオベリー、栃木の民放FMです。
 現在生放送中。音楽だけでなく、けっこう地元密着の話題
が多くて散策の参考になります。
   



9:30
 東武宇都宮駅の近くを歩いていると、突然荘厳な建物を目にします。こちらは
カトリック松が峰教会です。



 中の見学もできます。立派な聖堂を持つこの教会は大谷石でできているんだそうです。
(1932年建築 国の有形文化財)

 





9:55
 ちょっとだけクリスマス気分を味わったところで、今度は中心街のオリオン通りへ
向かいます。



 通りの真ん中にあるオリオンスクエア。
 何か今日は子供たちのファッションステージコンテスト
のようなものが開催されるようで、おしゃれな服を着た女
の子がたくさんいました。
   

 全国でも、これだけの規模のアーケードが廃れずに機能
しているって少ないかもしれない。地域に根付いた商店街
に活気があります。
   
       
     



 で、個人的に宇都宮に来たら外せないスポットがここ。これだけのお店が
1ヶ所に集まった施設は北関東ではここだけ。とても効率よく仕入れや情報
収集ができます。





11:10
 お向かいの喫茶店で休憩。買ったのは盆栽の模型とデスクトップアーミー。盆栽は
ともかくとして、デスクトップアーミーには注目。1/12でこの手のものはいずれ出ると
思ってましたが、これは当たると思います。
 

 ちなみにこちらの喫茶店のお名前忘れましたが、紅茶がとってもおいしかったです。



11:30
 宇都宮に来たらぜひ食べたいと思っていたラーメンやさん
HIBARIです。開店ちょっと前に着いてしまったので少々待
つことになってしまいましたが、それで良かったかも。なぜ
なら開店直後にすぐに満席になってしまったから。
   
     
     

 さてここから那須に向かいます。急ぐ行程でもないので、下道で
ゆっくりと移動します。

12:45
 宇都宮の市街地から北東へ8kmほどのところで古い町並みの残
る地区を発見します。



 ここ白沢は奥州街道の宿場町として栄えていた場所です。
 名前は知っていたのですが、ここにあったんですね。

 

 上の画像左は白髭神社、右は江戸時代の公衆便所跡。

 下はのどかな田園地帯の中にある白沢公園。真ん中にとても綺麗な川が流れ
ています。今はちょっと寂しい感じだけど、春から秋はとっても素敵な風景になる
ことは間違いないです。

 





 昔の奥州街道の面影を残す表通りに出てきました。





 ところどころに水車が置かれています・・・。その理由はよく分からないのですが、
とっても流れる水がきれい。



 昔からのお宅には、ここが以前どのような家業に従事して
いたのかが表示されています。
 これを眺めながら歩くと、昔の風景が想像しやすいね。
   

 大谷石の土蔵とその脇につくられた小さな水路。ここを本当にきれいな水が流れて
います。
 







13:40
 いちめんの水田ときれいな水、ということで、ここにも酒蔵
がありました。澤姫という銘柄を醸している井上清吉商店さ
んです。






   
     
   



 純米吟醸、生もと純米の2本をお譲りいただきましたが、爽やかな酸味と香り
が心地よいお酒でした。最近飲んだお酒の中ではいちばん良かったな、けっこ
う感動的な出会いでした。



15:00
 幻の滝があるというので、こちらにも寄り道しようと思ったのですが、那須塩原
手前の山中はすでに冬期通行止めになってました。
 こちらはまた春になってからだね。





 でもおかげできれいな風景が見られたよ。





17:15
 遠回りしてたら暗くなってきた。暗くなってきたのでイルミネーションでも見に
行こうということになり、那須ガーデンアウトレットへ。
 ちょっとだけクリスマス気分です。











18:50
 いつものバー殻々工房へ。
 ホットカクテルを飲み、バーニャカウダーなどをいただき
ました。本などを眺めながらゆったりと時を過ごすのです
が、ストーブの近くの席だったので、ついうとうと。
 今日はたくさん寄り道して歩いたしね。

     
       
   
       
 この日はイラストレーター、ミウラトモさんの作品展をしていたので
来年のカレンダーを買いました。とってもかわいい。
   



20:50
 外に出たら本当のオリオン。







2016.12.24 SAT 天気:快晴
5:30
 冬の夜明けは遅いです。
 超朝型の自分はお寝坊しても、まだ暗い5時には目が
覚めてしまいます。大好きなお散歩もできないので、早朝
からドールパーツに磨きを入れてゆきます。
 今はリメイク作業が中心で、まだ再公開していない作品
が3体ほどあります。こちらは年明けに公開する予定です。

 



7:00
 夜が明けたらお散歩。木々の先端から暖かい光のシャワーが降りてくるこの
時間帯が大好き。





9:15
 いつも道の駅に寄って自宅に戻るのですが、今回は思
いっきり遠回りして、茨城県北部の道の駅「みわ」までや
ってきました。
(といってもわりかし近く、1時間かからないんだけどね)
   
       
   

 ここの道の駅はとにかく特売品が安い! 上のニンジンは一抱えあるような量
(10kg以上ありそう)なんだけど、これで800円!
 あと直売所に「北斗星」という名前がついているってことは、きっとこのあたりの
星空はとってもきれいなんだろうね。

 こちらはトイレ。
 星に関係した内装がしてあって、銀幕のスターがレイアウトされてました。



 このあと近くにある明治の時代からほとんど変わっていない町並みを散策しました。
こちらは旅のコーナーからご覧いただけます。



2016.12
camera:Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + Ichikawa Daisy Collage 10






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